アナパ (Anapa)
アナパはコーカサス山脈から北西へ広がる山地のふもとにあり、西は黒海に面している. アナパから西へはタマン半島が突き出しており、クリミア半島とケルチ海峡を挟んで接近し、アゾフ海を黒海から隔てている.
アナパは州都クラスノダルからは西へ160km. 最寄の都市には、南東へ50kmほどの位置にある港湾都市ノヴォロシースク、北へ50kmのアゾフ海南岸に位置する港湾都市テムリュクがある.
黒海に面しコーカサスから続く山に囲まれているため、気候は温和で、1月の平均気温は1度、7月の平均気温は23度、月平均降水量は400mmとなっている. しかし冬にはマイナス20度まで気温が下がり霜が下りる年もある.